デジタル世代のアーティスト。レコード会社と契約することなく年7億稼ぐLindsey Stirlingが異彩を放つ

あなたが言う「コンテンツの自由なコピーを許すことはアーティストのためにならない 」―

―それってもしかして、中抜き業者の妄言なんじゃないですか?

これを体現するのが、「世界でもっとも稼ぐ女性Youtuber」でありヴァイオリニストでもある、Lindsey Stirlingだ。

2007年にYoutubeをはじめ、現在彼女のYoutube登録者数は720万人、再生数は12億に上る。いままでに2枚のアルバムを発売、そしてワールドツアーをも敢行。その収益は、Youtubeの広告収入、さまざまなチャネルを通じて発信している音楽販売収益、スポンサード、そしてライブパフォーマンス、グッズなどから得ている。

いままで世界の名だたるレコード会社から熱烈なオファーを受けてきたものの、それらをすべて断りあくまで独立したアーティストとして君臨する孤高の女王。その理由もエッジが効いていておもしろい

“It’s a very loyal fan base that wants you to succeed because they found you. It wasn’t some big radio station or record label that shoved art down someone’s throat.”

「(Youtubeは)ファンがみつけてくれれば成功できるというとても誠実なもの。巨大ラジオ局とかレコード・レーベルみたいに、アートが(アーティストでなく)ほかの誰かに利益になるのとは違ってね」

海賊党創設者のRick Falkvingeはいう。「『もしコピーの自由を許したらアーティストはどうやって食べていくんだ?』という質問は、アーティストへの侮辱である」と。その質問は暗に「そのアーティストの作品は金を支払うに値しない」と言っているからだ。その作品が価値あるものであるなら、そしてその作品に対価を支払う機会が与えられるならば、顧客は喜んで対価を払う。もし顧客がお金を払わなくとも、その作品に価値があるものならば必ずアントレプレナーが現れそれをビジネスにし、対価を発生させる。「コピーに制限をかけないとアーティストが食べていけない」などという発言は、「コンテンツのコピーに頼らなければアーティストはなにも新しいものを産み出せない」という前提に立っており、それは彼らの創造性への侮蔑である、と。

そしてLindseyの活躍は見事にそれを体現しているようにみえる。コンテンツのコピーに頼らず、みずからタイアップやライブパフォーマンス、スポンサードを引き寄せ、それを収入にしていく。

未来のコンテンツ消費の形はきっとここにある。

ちなみに彼女、ポケモンやゼルダの伝説や(コスプレあり!)初音ミクとのコラボもしている…なんか親近感♪

 

 


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