【改正航空法成立】日本とEUのドローン飛行規制の比較まとめ【小型無人機】 

2015年9月4日にドローンの航空規制を盛り込んだ改正航空法が成立した。

主要なポイントは以下。

OK

  • 日中の飛行
  • 目視できる範囲での、人や建物と一定の距離を保った飛行
  • 事故や災害時の公共機関などによる捜索・救助目的での飛行

NG

  • 空港周辺、住宅地、イベント会場上空などの飛行
  • 航空機の安全に影響を与える高さでの飛行
  • 夜間の飛行

免許制や登録制が盛り込まれなかったのはドローンの産業利用を促進するためのようだが、これからつづく規制法案での課題となりそうだ。

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ところで、ヨーロッパのドローン規制はどうなっているのだろうか?

EUではまだ統一されたドローン規制がなく、2015年末をめどに欧州委員会がEU全土にわたるドローン規制の大枠のガイドラインを提出することになっている。2016年には低リスクドローンのビジネス利用が開始される見通しだ。

欧州委員会のドローン規制法案にさきがけて、欧州議会の交通・観光委員会から、ドローン規制枠組みを提案するフォスター・レポートが提出された。

おもなポイントは、

  • EUレベルの一貫したクリアな基準の設定(重量制限、高度制限など)
  • レクリエーション目的と商業目的のドローンの分別
  • プライバシー、データ保護、安全性の確保

などなど。

プライバシー保護の倫理がきびしいヨーロッパらしく、プライバシーやデータ保護の基準が高めに設定されそうなところがミソか。

あとオモシロイとおもったのは、レポートに「ドローンの民間利用を促進するために、安全性確保の際の責任の所在をシステムサイドではなくそれを運用する事業者サイドにする」という趣旨の文言が取り入れられた点。

これは従来の航空法からは一線を画したものであり、EUがドローンのビジネス活用を民間に強く求めていることが伺える。

このレポートはまだ暫定なもので、10月の欧州議会本会議で採択される予定。

来月の本会議での採択をまつ!!!!(もしかしたらストラスブールで決議に参加できるかも…笑)


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